アイオワ州Iowa Cityの図書館理事会(Board of Trustees)が、図書館内での睡眠禁止を、2013年1月に決定しました。日本にも千代田区立図書館のように、居眠り禁止を館則に明記している図書館はありますが、米国では、睡眠を明確に禁止している図書館は少数派とは言え、珍しくはありません。しかし、米国図書館協会(American Library Association, ALA)はこの件に関する調査はしておらず、その数は不明です。図書館で眠る利用者に対しては、他の利用者からの批判もあり、公共図書館の職員を悩ます重大な問題のひとつとなっています。禁止すべきかどうか、居眠り程度でも禁止すべきか、などをめぐって対立する意見があり、対応方法も図書館によりさまざまに異なります。 続きを読む 米国公共図書館の睡眠禁止規則