「公共図書館」カテゴリーアーカイブ

フィリップ・プルマン氏が反対する図書館閉鎖その後

英国では、財政難に苦しむ地方自治体による公共図書館の閉鎖やサービス低下が、今大きな問題となっています。“Public Libraries News”(2011年10月7日)の調査によれば、2011年4月1日以降、全国4,612の図書館のうち、約10分の1の434図書館(87移動図書館を含む)が閉鎖済み、又は閉鎖の危機に瀕しているか、あるいは地方議会のコントロール下にあります。Chartered Institute of Library & Information Professionals*は、600の図書館が危機に瀕するだろうと予測しています。このような状況下で、フィリップ・プルマン(Philip Pullman)を始め、著名人が反対運動に加わったことから注目を浴びたブレント・ロンドン特別区(Brent Council)の図書館閉鎖をめぐる上訴審の決定が出ました。 続きを読む フィリップ・プルマン氏が反対する図書館閉鎖その後

米国ライブラリアンの雇用と給与

日本では司書資格を取得しても就職が難しいことが問題になっていますが、米国でもライブラリアンの失業率は4番目に高く、しかも就職できても給料は下から2番目だという調査結果をWall Street Journalが発表しました。Library Journal誌が行ったライブラリー・インフォメーションスクール卒業生の調査結果と米国研究図書館協会(American Research Libraries, ARL)の給与調査と併せて紹介します。 続きを読む 米国ライブラリアンの雇用と給与

電子書籍への公正なアクセスを目指して戦うカンザス州立図書館

米国中西部に位置するカンザス州は、大部分を田園地帯が占め、人口が285万(州の中では33番目)、人口密度は米国平均の40%という、農業を主体とする州ですが、今、ここの州立図書館が先頭に立ち、電子書籍への公正なアクセスを目指す戦いに挑んでいます。 続きを読む 電子書籍への公正なアクセスを目指して戦うカンザス州立図書館